坂東玉三郎氏に「高松宮殿下記念世界文化賞」

 世界の優れた芸術家を顕彰する「高松宮殿下記念世界文化賞」(主催・公益財団法人日本美術協会=総裁・常陸宮殿下)の第31回受賞者(5部門6人)が決まり17日、東京、ロンドンなどで発表された。

 演劇・映像部門は人間国宝の歌舞伎俳優、坂東玉三郎氏(69)が受賞。歌舞伎俳優としては過去、1995年(第7回)の中村歌右衛門氏(2001年死去、享年84)、2008年(第20回)の坂田藤十郎氏(87)に次いで11年ぶり3人目となる。

 令和初、日本人では今回ただ1人の受賞者となった坂東氏は17日、東京・内幸町の日本プレスセンターで行われた発表会見に出席。「お選びいただき、たいへんうれしく思います」と喜びの胸中を語り、「男性が女性を演じるという世界の演劇の中でもまれになった女形として、お客様のために最善を尽くしていきたい」とさらなる精進を誓った。 

 坂東氏は歌舞伎だけでなく映画や音楽でも多彩な才能を発揮、美しさと品格を備えた芸風で国内外に親しまれている点が高く評価された。

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