私立高団体、予定通りの導入要請 大学入試の民間英語試験 公立高側と一線画す

 来年度から始まる大学入学共通テストに導入される民間の英語資格試験をめぐり、日本私立中学高等学校連合会(中高連)は19日、公立高などで導入延期を求める声が上がっていることに対し、「かえって大きな混乱を招く」として、延期しないよう萩生田光一文部科学相に要望した。

 中高連は要望書で、現時点で中断や延期をした場合、すでに準備を進めている高校生に新たな負担を強いると指摘。文科省に事態回避のため、大学や実施団体に未確定事項の早期決定を促すよう求めた。

 民間試験をめぐっては、地域格差や経済格差などへの対応が不十分であるとし、公立高主体の全国高等学校長協会(全高長)が今月10日、文科省に導入延期と制度見直しを求める要望書を提出していた。しかし中高連の吉田晋(すすむ)会長は19日に会見し、公平性を担保する努力の必要性を強調した上で「すべてが平等というのは難しい」と指摘。全高長とは一線を画す立場を表明した。

 吉田会長は「準備が進んでいる子にストップをかけるのは止めてほしい」と訴えている。

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