芸術祭側は却下求める 不自由展再開の仮処分申請

 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止となった問題で、不自由展の実行委員会が展示再開を求めた仮処分の審尋が20日、名古屋地裁(片田信宏裁判長)で開かれ、芸術祭の実行委員会側は申し立て却下を求めた。不自由展側の弁護士が明らかにした。

 不自由展側の中谷雄二弁護士によると、芸術祭の実行委側は不自由展側との間に作品の出品契約はなく、業務委託契約があるだけで、実行委側の判断で展示を打ち切ることができると主張。また展示を再開できる状況ではないとの答弁書を提出した。

 不自由展側が仮処分と並行して希望している和解協議について、芸術祭の実行委側は「その気持ちは一緒だが、越えるべきハードルはある」との姿勢を示したという。

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