皇后さま56歳 被災地に心寄せられ 東京五輪・パラ「友好深める良い機会」

 「今後、復旧が順調に進み、被災された方々に安心できる生活が一日も早く戻ることを心から願っております」-。

 皇后さまは、56歳の誕生日に際したご感想の中で、台風19号などの被害に触れ「犠牲になられた方も多く、深く心が痛みます」と心を寄せられた。

 日本では気候変動に関連する災害に加え、大地震も予測されるとし「様々な面から防災対策を進めていくことがますます大切になってきているように思われます」とつづられた。

 国内の貧困や子供の虐待、世界で続く紛争や内戦も案じ、アフガニスタンの復興支援に尽力した医師、中村哲氏が現地で命を落としたことを「とても残念なことでした」と悼まれた。

 明るい話題としては、ラグビー・ワールドカップ日本大会を挙げられた。中でも、台風19号の影響で試合が中止となったカナダ選手団とナミビア選手団が、泥の除去作業や被災者との交流会を行ったことを「心に残る出来事でした」と振り返られた。

 また来年の東京五輪・パラリンピックが「多様な背景を持つ世界の人々がお互いを尊重し合い、友好を深める良い機会」となることを願われた。

 1日に18歳の誕生日を迎えられた長女の敬宮(としのみや)愛子さまについては、来年3月の高校卒業後の日々を「今まで以上に、様々な経験を積み重ねながら視野を広げていく時期になる」とし、「いろいろな方から沢山のことを学び、心豊かに過ごしていってほしい」と成長を願われた。

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