大釜駅に融雪装置 秋田新幹線の着雪対策、試験を公開

 豪雪地帯を走る秋田新幹線「こまち」の台車に付いた雪を3分間でとかすことができる融雪装置がJR田沢湖線の大釜駅(岩手県滝沢市)に完成し、使用開始前試験が12日、報道陣に公開された。

 7両編成の「こまち」の台車に線路に沿って設置されたノズルから60度のお湯5万リットルを吹き付けて雪をとかす仕組みで、これまでは5分間かけて人力で雪落としをしていた。

 台車に付いた雪は温度が上がるトンネル内で落下、これがバウンドして窓ガラスが割れた例があり、人力の作業もスコップなどが当たって、車両の損傷につながる心配もあった。

 試験は2度公開され、ノズルからお湯が勢いよく噴射されると、赤いノーズの「こまち」は一瞬にして白い湯気に包まれた。JR盛岡支社の白石仁史運輸部長は「作業が自動化され、安全運転に寄与してくれると期待している」と話した。

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