常磐線の全線再開「復興の推進力」 福島・沿線自治体から期待の声

 政府の原子力災害対策本部会議は17日、双葉、大熊、富岡3町の一部地域で避難指示を3月に解除することを決定。これを受けJR東日本は同月14日の常磐線・富岡-浪江間の運転再開を発表した。常磐線で全線がつながるのは9年ぶり。沿線自治体からは歓迎する声が相次いだ。

 東京電力福島第1原発事故後、全町避難が続く双葉町ではJR双葉駅周辺などで避難指示が解除される。正式決定を受け、双葉町の伊沢史朗町長は「町の再スタートを切るべく、事業再開支援や企業誘致の推進、営農再開の推進などを行っていく」とのコメントを発表。

 さらに、常磐線の全線再開について伊沢町長は「大きな推進力になる」と期待を寄せ、運転本数などについては「特急の停車や通勤列車の十分な設定など、復興に効果的な内容」と、コメントで評価した。

 また、大熊町の吉田淳町長は「JR大野駅周辺の避難指示解除は帰還困難区域内で初。町の復興に向けて重要な節目を迎えた」などとする談話を発表した。

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