「研究の起爆剤に」「関係者に敬意」 地質年代「チバニアン」決定で喜びの声

 地球の歴史を刻む地質年代の基準地に千葉県市原市の地層が選ばれ、「チバニアン」の年代名が正式決定したことを受け、関係者の間で喜びの声が広がった。

 ■松田博貴・日本地質学会会長(熊本大教授)の話

 「地球の歴史の基準となる場所は、これまで日本には1カ所もなかったが、初めて選ばれた。地質学者として非常にうれしい。古くから多くの先輩方が積み上げてきたものが、ようやく認められたと思う。地質研究の世界は海外が主体となって動いてきたが、国内の研究がさらに進み、日本の研究者が次のステップに進む起爆剤になるのではないか。基準地決定をベースに、この地質年代についてさらに詳しいことが分かってくるだろう。頑張ってほしい」

 ■所管する福井俊英・文部科学省海洋地球課長の話

 「大変喜ばしいことだ。研究グループの皆さんと、千葉セクションの場所に至るアクセス路の確保や、保存に取り組まれた市原市や関係者の皆さんに敬意を表する。今後は、研究グループや市原市の方々が研究を進めたり、さまざまなイベントを展開したりすると思うので、活動を見守っていきたい」

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