令和に注目「食べられる花」 美しさだけではなく豊富な栄養素も

 料理の食材として使うことができる「エディブルフラワー(食用花)」が近年、「インスタ映え」するとして人気が高まっている。だが、見た目の美しさだけではなく、栄養素が多く含まれている種類もあるという。令和は「食べられる花」に注目だ。

冬はパンジー、ビオラ

 ワサビのようなツーンとした辛みがあるナスタチウム、酸っぱさがあるベゴニア、甘い香りがするノースポール…。鳥取市で食用花を生産、販売する「エフ鳥取」のビニールハウス。昨年末に訪れると、13種類約3千株の色とりどりの花が植えられていた。

 「季節に応じた種類や色の多さに食用花の魅力を感じる」と同社の中山修社長。冬にお薦めなのがパンジーとビオラ。色の種類が多く、くせがないので、どの料理にも合わせやすいという。

 もともと東南アジアや欧米で料理に用いられてきた食用花。見た目の美しさもさることながら、ビタミン類など栄養価の高さも魅力の一つ。すべての花の成分が解明されているわけではないが、種類によっては栄養が豊富といい、中山社長は「キンセンカやスイートアリッサムは抗酸化作用の高いポリフェノールを多く含んでいる」と話す。

ジェラートの材料に

 シャキシャキとした歯応えがあり、野菜や果物と同じ感覚で食べられると注目され、SNS(会員制交流サイト)の影響などで国内でも近年、若い女性を中心に人気を集めている。

 鳥取市内で生花店を営む中山社長も、そうした需要の高まりに着目して新会社を設立した。

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