模擬国会で「私服化」討論 東久留米総合高で政治の出前授業

 内閣と国会について学ぼうと東京都立東久留米総合高校(加藤瑞樹校長)で、産経新聞政治部の沢田大典記者が1年生約240人を対象に出前授業を行った。

 沢田記者は同校が全国サッカー選手権の東京代表になったことに触れ、「国会議員も日韓親善サッカー大会があるが、日本は3勝6敗2分けで負け越している」と話して、授業が始まった。

 日本では三権分立制度が取られており、互いに見張って暴走できないようにしていると説明。国会が法律を作る権限「立法権」を持つこと、国会で多数を得た政党が内閣を作る「議院内閣制」であることなどを解説した。

 その後、身近な例を使って国の仕組みを理解してもらおうと、政府から「高校生の私服化法案が提案された」と想定。グループで話し合った後、代表となった生徒が議員として「国会」で与野党として賛否を討論した。

 与党となった生徒は「海外では私服の国が多い。グローバル化の時代だから日本も私服にすべきだ」「制服は夏暑く、冬寒いので困る」「私服は選ぶ楽しさがある」などと主張した。

 一方、野党となった生徒は「私服は季節ごとに買う必要があるのでお金がかかる」「学校の統一感に欠ける」「制服なら大学受験の面接にも行けるが私服では難しい」「制服は服装を考える必要がないので、朝の忙しい時間が節約できる」などと発言した。

 「法案」は反対多数で否決されたが、沢田記者は、「本来なら首相は法案を通すために、味方の議員を増やすように議会を解散することができます」と解散権についても説明した。

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