89駅の入場券いかが? 鉄道マンの思いも込め企画 JR東日本 常磐線全線再開を記念

 東京電力福島第1原発事故で不通が続いていた常磐線が3月14日、約9年ぶりに全線復旧するのを受け、JR東日本は「常磐線全線運転再開記念入場券」を発売する。常磐線が直通運転する品川-仙台間89駅の入場券セットで、価格は台紙付きで1万3130円。企画には再開を心待ちにした鉄道マンの熱い思いも込められている。

 同社水戸支社が常磐線全線運転再開を多くの人に知ってもらおうと計画した商品。販売される入場券は、かつて窓口で販売されていた「硬券」と呼ばれる厚いタイプの特注品になる。切符表の日付は「2020年3月14日」。裏面には「常磐線全線運転再開記念入場券」と印刷される。

 発売数は5000セットで、有効期間は3月14日から6月30日まで。セットになっている89駅には常磐緩行線の駅も含まれるが、臨時駅の偕楽園駅は入っていない。

 常磐線は福島県内にある最後の不通区間、富岡-浪江間(20・8キロ)の運転再開が今月17日に正式発表された。今回の企画について同支社の広報室スタッフは「ようやくつながったという、関係者の喜びも込められている。9年ぶりですから…」と、感慨深そう。

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