ジブリパークにファン期待「ムスカと鬼ごっこ」「ネコバスで移動を」 総事業費はレゴランド並み?疑問も

 2022年秋に開業予定のテーマパーク「ジブリパーク」(愛知県長久手市)に期待するジブリファンの熱が高まっている。インターネットでは、名作アニメの世界観をテーマにした5つのエリアが話題になっているが、総事業費に首を傾げる人もいるようだ。

 同県は4日、愛・地球博記念公園に整備する「ジブリパーク」の計画概要を公表した。約7.1ヘクタールの施設は5つのエリアで構成され、22年は「となりのトトロ」がテーマの「どんどこ森エリア」、「耳をすませば」や「天空の城ラピュタ」などをイメージした「青春の丘エリア」、「千と千尋の神隠し」の食堂街を再現する「ジブリの大倉庫エリア」の3エリアで先行開業する。「もののけ姫」の「もののけの里エリア」と、「魔女の宅急便」「ハウルの動く城」などの「魔女の谷エリア」は23年以降にオープンする予定だ。

 ツイッターではファンが「『千と千尋』で千尋のお父さんが食べた料理も出てくるんだよな!?」「『千と千尋』の宿を再現した温泉ホテルも作って」「パーク内は(トトロの)ネコバスで移動するのかな」「(ラピュタの)ムスカと鬼ごっこをしたい」などと期待を膨らませていた。「ラピュタ」のトースト、「紅の豚」のスパゲッティー、「魔女の宅急便」のニシンのパイなど、作中の美味しそうな料理(通称ジブリ飯)を味わいたいという投稿も多かった。

 一方、総事業費の約340億円(工事費約310億円、設計・監修費約30億円)に「意外と少ない」という声もあがっている。国内のレジャー施設を見ると、東京ディズニーシー(千葉県浦安市)で2023年度に開業する「アナと雪の女王」などをテーマにした新エリア「ファンタジースプリングス」への投資額は約2500億円。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)で今夏開業する、任天堂のゲームがテーマの新エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」には約600億円超が投じられている。単純な比較は難しいがスケールの違いは明らかだろう。

 そのため、約320億円をかけて17年に開業したレゴランド・ジャパン(名古屋市)を思い出し「同じような数字をレゴランドの計画で見た気がする」などとつぶやく人や、派手なアトラクションではなく静かにジブリ作品の展示物を楽しむ施設になるのではと予想する人もいた。

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