パス狂騒曲 来年9月までタダで乗り放題「東京都シルバーパス」

S列車で行こう シルバーマル“得”ぶらり歩き

 S列車とはシルバー列車のこと。デューク・エリントンのジャズの名曲をもじった。筆者は新成人ならぬ新シルバー・70歳だ。古来まれなりの古希だが、団塊世代だからウジャウジャいる1人だ。

 昨年10月1日、都内の都営交通の定期券売り場は、シルバーでごった返した、筆者の最寄駅三田線高島平(東京都板橋区)。その日から翌年9月末日まで使える東京都シルバーパスを求めて老々男女が駅に押し寄せたのである。筆者は年をとるたびに気が短くなり、行列が大の苦手。列を横目に退散した。翌日昼過ぎには行列がなくなったので行って早速パスを購入した。

 手数料込みで2万510円也。東京バス協会発行で、都内を走るほとんどの民営路線バスと都営地下鉄など都交通局の乗り物に乗り放題というスグレモノ。住民税非課税や年間所得125万円以下なら1000円で買えるからありがたい。

 パスが手に入ったのがあまりにもうれしいので、ためしに電車に乗って春日で大江戸線に乗り換え上野御徒町まで行ってみた。パスモなら325円だが、タダ。アメ横をぶらついた。

 筆者はこのシルバーパスを使い倒して、1年間都内の街歩きをしようという魂胆である。だからニューヨークの地下鉄A列車の名曲にちなんで「S列車で行こう」だ。金はないがひまだけはたっぷり、どんな街歩きができるか楽しみだ。

 ハイヨー、シルバー!(ローンレンジャーの気分です。古いね)(いくちゃん)

 【各地の敬老パス】

 シルバーが元気よく動き回れば危機的な状況にある医療費削減にもつながる。そんな効果を期待して特別パスを発行するのは東京都だけではない。例えば大阪市では70歳以上に「敬老優待乗車証(敬老パス)」を発行。地下鉄・ニュートラム、大阪シティバスの路線バスが1乗車50円になる。横浜市、札幌市、仙台市、名古屋市、京都市、神戸市などでも敬老パスを発行している。

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