定年後イメージの“明暗”は何で決まる? 主な要因に「健康」「経済」「仕事の満足」

 【定年後・自走人生のススメ】

 現役会社員は、「定年後の生活をどのようにイメージしているのか」について、前回はお伝えした。「明るい」と考えるポジティブ派が約24%であるのに対し、「暗い」というネガティブ派は約39%であった。(定年後研究所・ニッセイ基礎研究所共同調査『定年後の未来生活に関する総合調査』より)

 「暗いイメージを抱いている人の方が多数派」というのは想定どおりであったが、明るい派をここまで上回ったのには驚いた。では、定年後を「明るくイメージできる人」と「暗くイメージしてしまう人」の違いは何なのだろうか? 影響を与えた要因は何なのかを探ってみた。

 「健康」「経済」「仕事の満足」が、その主な要因と言えそうだ。

 例えば、現在の健康状態が「とてもよい人」は、45・6%が「明るい」とイメージできている。これは全体数値の約2倍にあたる。健康状態が「よくない人」は、59・6%が「暗い」とイメージしており、全体数値の1・5倍である。やはり、健康問題は大きな関心事であり、定年後の明暗に大きな影響を与えていることがわかる。

 次に「経済(家計)」である。現在の経済状況が「困っていない」人は、45・1%が「明るい」としており、これも全体数値の約2倍になる。「困っている」人では、71・1%が「暗い」とイメージしており、全体数値の約1・8倍である。また、「年収」や「貯蓄額」など、他の経済的要素をみても同様であった。「金銭的な余裕」は、「明るい定年後をイメージ」させる要素となっている。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ