死亡女性、発症直前に長女と面会 新型コロナウイルス

 13日に新型コロナウイルスの感染者として国内で初めて死亡した神奈川県内在住の80代女性は、症状が出始める前日の1月21日に長女と同県内の飲食店で会っていたことが、県の調査でわかった。長女は、感染が確認された都内のタクシー運転手の70代男性の妻で、80代女性が男性と面会したかは不明という。

 県によると、80代女性は長女と会った翌22日から倦怠(けんたい)感を覚え、28日に県内の医療機関を受診した。今月1日に肺炎と診断され、別の医療機関に入院。再び転院した別の医療機関で、13日に死亡した。新型コロナウイルスの検査を前日に受け、死亡後に陽性と判明した。

 一方、14日には、集団感染が発生しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から感染者を医療機関に搬送していた横浜市消防局の30代男性救急隊員の感染が確認された。

 市などによると、男性隊員は鶴見消防署に所属。搬送業務に携わったのは、このときが初めてという。ゴーグルやマスク、防護服を着用していた。

 10日午後3時20分ごろから約40分間かけて、他の隊員2人と救急車で感染者1人を病院へ搬送。同日夜に38度の熱が出たが、その後も別の搬送業務1件に携わり、翌日未明に業務を終えたという。14日に検査を受けた結果、陽性と判明した。隊員は海外への渡航歴はない。

 隊員が搬送から短時間で発熱したことから、市は搬送した感染者から感染した可能性は低いとみて、搬送に携わる以前の感染の可能性も含めて調べている。

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