歴史・文化伝える「伝統野菜」はいかが? 「木之山五寸にんじん」が旬

支えて、作り続けて

 全国にはさまざまな伝統野菜があり、「京の伝統野菜」(京都府)は37品目、「なにわの伝統野菜」(大阪府)は18品目、「江戸東京野菜」(東京都)は50品目ある。しかし、京都の聖護院だいこんや賀茂なすなどブランド力のあるもの以外は、地域でひっそりと生産され食べ継がれているものも多い。しかし最近、その味わいに注目を集め、ファンを広げて生産の継続を支えようとの動きも出てきた。

 食品宅配サービス業「オイシックス・ラ・大地」は、年間延べ160品目の伝統野菜を扱う。「腕のある農家でなければ作れない。山形県の温海(あつみ)かぶや、福岡県のかつお菜など季節の野菜を楽しみに待つファンも多い」(広報)という。また石井食品は、木之山五寸にんじんを使ったハンバーグとスープを今月発売。石井智康社長は「産地の域を越えて味を知ってもらうことで、(木之山五寸にんじんの)ファンが広がれば」と話している。

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