デニム風、スーツ風…広がるおしゃれ作業着 脱「3K」イメージ

 きつい、汚い、危険の「3K」イメージを返上したい-。建設や運輸などの企業で最近、おしゃれで着心地もよい作業着の採用が相次いでいる。働き手不足が問題になる中、作業着の改善は求職者へのアピールにもなり、欲しい人材の確保にもつながっているという。(津川綾子)

「憧れられる仕事」へ

 一見、おしゃれなデニムのセットアップ。よく見ると大小さまざまなポケットが配されている。

 これは、建設業のイメージ向上や働き方改革に取り組む「日本SHOKUNIN(しょくにん)総研」(職人総研、東京都新宿区)がプロデュースした「Builsoul(ビルソル)」の作業着だ。さまざまなポケットは、作業の道具を入れるためのもの。今年1月に発売された。

 「建設業界の仕事は世間からきつい、汚いとみられ、プライドを高めづらかった」と代表理事の大川祐介さん。「インフラ整備など職人は社会で大切な仕事を担う。もっと支持され、憧れられるようにしたい」と、職人向けキャリア教育事業と並行し、「ビルソル」を手掛けた。

 伸縮性がある生地と縫い目の工夫で、体を動かしやすく、着心地を楽にした。「GOANZENNI(ご安全に)」など業界用語や、解体工事、板金工事など業種ごとにワッペンも63種類を用意。「会社や仕事への愛着の醸成につなげたい」(大川さん)という。

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