再生1億回 人気ユーチューバーのカバ、人件費分も稼ぐ

 ガバッと大きく口を開けたカバが、スイカを丸ごと粉砕してのみ込む-。長崎県西海市の動物園「長崎バイオパーク」が、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している餌やり動画の再生回数が1億回を突破した。人気ユーチューバーも顔負けの人気で、広告収入と集客増で園の経営に貢献している。

 園がユーチューブに公式チャンネルを開設したのは2007年。飼育員とじゃれ合うカピバラの様子など、月数本のペースでこれまでに約450本をアップしてきた。

 「カバのスイカまるごとタイム」は断トツの人気を誇る。14年に公開し、3年後に英語のタイトルと字幕を付けると、瞬く間に世界を席巻した。

 広告収入は非公表だが「職員1、2人を1年間雇える程度の金額」(同園)。19年上半期の外国人来場者数は前年同期より25%ほど増えた。

 動画を撮影した広報担当の神近公孝さんは「田舎の動物園でも、動画を通してつながってもらうことができる」と新しい運営の在り方を提唱している。収益でカバの飼育施設を拡張するといったご褒美を検討している。

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