50代男性は石狩振興局管内に住む日本人 北海道で2人目の感染者

 北海道は17日、新型コロナウイルスの感染が14日に確認された道内在住の50代男性について、石狩振興局管内(札幌、江別、千歳、恵庭、北広島、石狩の各市と当別町、新篠津村)に住む自営業の日本人と発表した。

 道によると、道民から「『道内』では範囲が広くて分からない」「注意するにはエリアを示してもらわないと」といった意見が15、16の両日に100件以上寄せられたという。

 50代男性は発症前14日間の渡航歴はなく、濃厚接触者は道内の家族と同僚、医療従事者計43人。このうち医師が感染を疑う症状があった16人は検査の結果、陰性と確認された。

 男性は道内の感染者としては2例目で、道内在住者では初めて。15日から同管内の感染症指定医療機関に入院しており、症状は依然として重症で、現在も人工呼吸器を装着している。

 感染が確認された14日時点で国籍を公表しなかったことについて、17日に記者会見した鈴木直道知事は「これまで国との調整で統一的な公表をしていたが、国籍を新たに公表することが国から道に伝えられていなかった」と説明した上で、謝罪した。

 さらに「渡航歴がなく感染経路が不明な患者が発生するなど、これまでとは状況が異なる」として、今後は独自に情報を公表する考えを示した。濃厚接触者が特定できず、感染拡大の防止に必要と判断される場合には、感染者の行動歴などを公表するとしている。

 道によると、男性は1月31日に発熱や倦怠(けんたい)感などの症状があり、2月3日に石狩振興局の管内で医療機関を受診。4日に同管内の別の医療機関で抗菌薬治療を始めたが症状は改善せず、11日に3カ所目となる同管内の医療機関に入院した。

 12日から集中治療室に入り、人工呼吸器を装着。14日に道内の衛生研究所で検査をした結果、陽性と判明した。

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