東京五輪「おもてなしの資源」支えるため…中小企業や個人に現金を!

 【ニッポン放送・飯田浩司のそこまで言うか!】

 「オリンピックがあるからさ、そうすればお客さんが戻ってくるさ」

 新型コロナウイルスが中国・武漢を中心に猛威を振るう一方、まだ日本や欧米の影響が限定的だった2月初旬、東京・浅草の和装小物店のご主人がこう言っていました。

 当時は中国からの観光客が激減し、関連する観光業が打撃を受けていましたが、事態が収束した暁には世界中から観光客が来てくれる。そんな希望が持てた時期でした。

 あれから約1カ月。東京五輪・パラリンピックの開催は1年程度延期となりました。

 1月の初め、まだ武漢での蔓延(まんえん)が疑われていた時期から、私は「扱いを誤ると、東京五輪・パラリンピックに影響を及ぼす」とラジオで訴えました。2月にマレーシアを旅した際に買った現地の新聞を紹介しながら、再度注意を促しました。

 そこには、東京の国立競技場の写真に、新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真を重ね、「五輪の行方に暗雲」といった記事が載っていました。海外の目は厳しくなっていったわけです。

 そして、先週の延期決定。率直に残念です。が、1年程度の延期が決まった以上、これからは最高の形で世界中のアスリートや観光客を迎えるための準備に集中しなくてはいけません。そのために、今あるおもてなしの資源を失わないよう、最大限支える必要があります。

 当欄で再三申し上げているコロナショック対策に加えて、五輪特需の喪失分の穴埋めも込みで、中小・零細企業や個人に潤沢に資金を「バラまく」のです! それも、素早く、大量に。

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