「県外に出た学生は退学」福島・奥羽大教授がメール 大学謝罪もネット賛否「やりすぎ」「気持ちはわかる」

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、奥羽大(福島県郡山市)歯学部の男性教授が学生に対し、「福島県外に出た学生は退学処分」などとメールを送っていたことが明らかになり、同大が14日、HPで謝罪する事態が起きた。

 同大広報部によると、メールは今月10日、学生89人に一斉メールされた。最後の「別件」という部分で県外に出ないよう呼びかけ、「発覚した場合は退学処分になります」と“警告”していた。このメールがSNSで拡散され、大学側が事態を把握。14日、HPで謝罪した。

 同大では今月から授業が始まっており、学生に対しては県外に出ないよう呼びかけていた。HPでは「退学処分という表現は、本学の方針ではなく、訂正いたしますとともに、関係する皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫びいたします」と謝罪。産経デジタルの取材に対し、「教授にそこまでの権限はない。強めに言ってしまった結果、表現が行き過ぎてしまった。教授自身も反省している」(同大広報部)と説明した。

 ネットでもこのニュースは大きな話題となり、ヤフーのトレンドランキングでは「奥羽大」が上位にランクインする事態に発展するなど、多くの意見が寄せられた。

 SNSには「これはやりすぎ」「せめて『単位やらんぞ!』くらいにしておけばよかったものを」「教授が言っちゃあまずいか」「(教授の)独断でこれはなぁって…」などのコメントが見られたが、一方で、この教授を擁護するネットユーザーも多かった。

 ツイッターには「行き過ぎた表現だけど、まあ気持ちはわかるな」「いいじゃない。これぐらいやらないと!」「それくらい危機感持って、って事は伝わるはずやから」「学生を大事に思ってる教授なんだなって僕は好きだよ」などの書き込みも少なくない。なかには「全大学でそれやった方がいいよ」というつぶやきも確認できた。

 同大には、歯学部のほか、薬学部があり、14日現在、991人の学生が在籍している。

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