文豪ゆかりのホテル、鴎外荘が閉館へ SNSで惜しむ声「お世話になった」「敷居が高くて…」

 明治の文豪、森鴎外ゆかりの「水月ホテル鴎外荘」(東京都台東区)が今月31日、約80年の歴史に幕を下ろす。SNSでは利用者から閉館を惜しむ声があがっている。

 鴎外荘の敷地内には鴎外の旧邸が保存されており、代表作「舞姫」を執筆した和室「舞姫の間」は宴会やコンサートに使われている。また、都内第1号の天然温泉でも人気を集めた。

 複数の報道によると、新型コロナウイルスなどの影響でイベントの中止や外出自粛の動きが広まり、利用者が大きく減少。先月10日、公式サイトなどで「水月ホテルの旧邸で処女作の舞姫を発表し、この旧邸より無縁坂を登り、不忍の池を回り帰って来た事が、後に小説『雁』の舞台になったと言われております。その鴎外荘を残していく為に五月末日で閉館することを決断いたしました」と、経営体力のあるうちにホテルを閉館する方針を正式発表していた。

 閉館の日が近づき、7日に改めてネットニュースなどで話題になると、ツイッターで閉館を別れを惜しむ声が続出。「受験の時すごくお世話になった」「ライブの時、お世話になりました 温泉があって、ライブ後の体に気持ち良かった」などと感謝を述べたり、「敷居が高くて眺めるだけでしたが、一回泊まってみたかったな」「いつかは泊まろう、温泉に浸かろうと思っていたのに」などと残念がったりするコメントが相次いだ。

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