宇宙作戦隊に沸くネット 司令官は沖田艦長?「ロマンで語る時代は終わった」と期待する意見も

 航空自衛隊の「宇宙作戦隊」が18日に発足した。同日、隊旗授与式が東京都新宿区の防衛省で行われ、河野太郎防衛相は同隊を「この新領域におけるパイオニア」と位置づけ、国民から寄せられる高い期待と負託にこたえてください」と訓示した。

 同隊は自衛隊初の宇宙防衛部隊。日本の人工衛星の脅威となるデブリ(宇宙ごみ)、隕石、不審な人工衛星を地上のレーダー施設などから監視する。東京都府中市の府中基地を拠点に約20人で発足した。

 昨年8月に同隊の新設が公表されてから、ネットでは「昭和アニメ?」「宇宙戦艦ヤマトやスター・ウォーズのよう」などと名称に関心が集まっていた。同日の隊旗授与式で、青地に鷲をかたどった航空自衛隊のエンブレムが描かれた同隊の旗が公開されると「昭和特撮なネーミング好き」「一周回ってむしろ、斬新な気がしてきました」などと改めて盛り上がった。漫画原作者の七月鏡一さんが「司令官閣下が納谷悟朗(宇宙戦艦ヤマトで沖田十三艦長の声を担当した声優)の声で命令を下す」とつぶやいたように、想像力を刺激されたネットユーザーも多いようだった。

 一方、他国の「キラー衛星」に日本の人工衛星が攻撃されたら多方面に悪影響が出る恐れがあるため、「これから宇宙空間は安全保障戦略の重要な部分となるでしょう」(国際政治学者のグレンコ・アンドリー氏)、「宇宙をロマンで語る時代は終わった。(略)宇宙空間は安全保障の主戦場になりつつある」(細野豪志衆院議員)と同隊の取り組みに期待する意見もあった。

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