飲酒会合後にコロナ感染、当時の神戸西署長ら注意処分へ 兵庫県警

 兵庫県警神戸西署の幹部が開いた飲酒会合後に、署内で新型コロナウイルスの感染が拡大した問題で、会合に出席し、自身も感染した当時の署長と副署長の2人を、県警が内規に基づく厳重口頭注意処分とする方針を固めたことが11日、県警関係者への取材で分かった。処分は15日付で行うとみられる。

 県警によると、飲酒会合は3月27日に居酒屋で開かれ、署長ら同署幹部7人が出席。4月7日以降、出席者5人の感染が判明した。署内の感染者は出席者を含め12人にまで広がり、署長と副署長は交代。全署員の4割に当たる約140人が一時自宅待機となり、感染リスクを避けるために窓口業務を庁舎外で実施せざるを得なくなった。

 県警関係者によると、当時は飲食店での酒類提供が制限されるようになった緊急事態宣言の発令前。飲酒を伴う会合を禁じる通達などは出していなかった。署内では署員を一室に集めた会議も随時開かれており、飲酒会合と感染拡大との因果関係は不明とされる。

 ただ県警は、結果的に会合後の感染拡大で署の機能が低下し、地元に不安や不信感を与えた事実を重視。当時の署長と副署長の責任を問い、15日付で本部長による厳重口頭注意処分とすることを決めた。処分の方針は11日に開かれた県公安委員会でも認められた。

 県警は当初、回復後に2人を署長と副署長に戻すとしていたが、業務面での影響を考慮し、処分後に別の部署へ配置することを決めている。

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