コンサートやカラオケ…「3密」懸念でなお高い抵抗感 新型コロナいったん収束後の消費行動 静岡経済研調べ

 外出自粛要請が解除されるなど新型コロナウイルス感染症がいったん収束した後も「3密」が懸念される大勢での宴会やコンサートなどについて抵抗感を抱いている静岡県民が7割前後に上ることが23日、静岡経済研究所の調査で分かった。静岡経済研は「県民の特性なのか、非常に慎重な印象だ。特に趣味・娯楽の利用には抵抗感が強い」と分析し、感染防止への意識の高さが浮き彫りになった。

 調査は県民約1千人を対象に、緊急事態宣言解除後の5月27、28両日にインターネットで実施。調査時点と感染症流行前の昨年末との消費行動や意識の変化について尋ねた。

 調査によると、テーマパークや美術館など「趣味・娯楽」の多くで、感染症流行前に比べて利用を「増やす」が「減らす」を上回った。だが、感染を懸念して利用に抵抗を感じる割合を利用先別でみると、高い順に「コンサート、ライブ」(74・9%)「カラオケ」(71・5%)「フィットネス、ジム」(69・2%)。「飲食」も「大人数の宴会やパーティー」(76・7%)「バイキング」(68・7%)だった。

 同研究所は、高い抵抗感が示された業界の対応について「抵抗感を緩和するためには『新しい生活様式』を踏まえ、安心・安全をどうサービスに組み込むかがカギになる」と指摘する。

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