豪雨災害「その後」も怖い避難所“3密リスク” コロナとの「複合」も警戒…専門家「食中毒や、大腸菌感染の懸念も」

 過去の大規模災害時にも感染症が蔓延(まんえん)したケースがある。

 2011年の東日本大震災や、16年の熊本地震など、30カ所以上の被災地や避難所を回った災害危機管理アドバイザーの和田隆昌氏は、「東日本大震災でも被災から数日で体調を崩す人も少なくなかった。ストレスがたまり、免疫が落ちるためか、感染症にもなりやすい。普段はかかりにくい食中毒になったり、汚泥に含まれた溶連菌や大腸菌などに感染したりする懸念もある」と振り返る。

 防災用品でも忘れがちな感染対策グッズも備えておくべきだという。

 和田氏は、「普段からマスクや消毒液などは自ら用意しておいた方がいい。避難所ではトイレなど共有スペースはリスクが大きいので、利用したままの手で目をこすったり、食事したりすることは避けるべきだ。幼児や子供なども周囲を走り回らせないよう、家族が見守ることも必要だ」と語った。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ