コロナ禍の不安、恐怖もダンスで 高校ダンス部選手権

 「第13回日本高校ダンス部選手権」(産経新聞社など主催)の近畿・中国・四国大会は2日、2日間の日程を終えた。会場となったサンケイーホールブリーゼ(大阪市北区)では各チームが熱のこもった演技を繰り広げ、府勢はビッグクラスで4チーム、スモールクラスで5チームが全国大会に勝ち進んだ。

 昨年の全国大会のビッグクラスで優勝した帝塚山学院は今年、新型コロナウイルス感染拡大への不安や恐怖、そして、それに立ち向かう勇気と乗り越える希望をダンスで表現した。赤色のドレスに金色のスパンコールを施した衣装で息の合った踊りを披露し、全国切符を手にした。キャプテンの矢部綾穂さん(3年)は「リモートなどで練習してきた成果をすべて発揮できた。全国大会では帝塚山ダンスの世界観をきわめ、連覇を狙います」と話した。

 ビッグクラスで10年連続の全国出場を決めた同志社香里もコロナ禍を題材にとった。日常から苦境に陥り、その後、立ち上がろうとする様子を、重厚感のある曲に合わせ、舞台いっぱいに40人がダイナミックに舞う迫力満点の演技で表現した。部長の梶浦麻椰(まや)さん(3年)は「コロナ禍による活動休止もあったが、満足のいく演技を披露できた。全国大会ではメンバーが演技と心をひとつにして2年ぶりの頂点に立ちたい」と誓った。

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