「NAVERまとめ」終了で別れを惜しむ声… 「検索の邪魔」厳しい意見も

 LINE子会社のネクストライブラリが運営する「NAVERまとめ」が30日をもって終了した。トップページには「NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました」と掲載されているが、「最後に、NAVERまとめの歴史をあらゆる角度から数字でまとめました」と同サイトの歴史を振り返るまとめを24時間限定で公開した。ツイッターでは「NAVER」や「サービス終了」といったワードがトレンドに入り、別れを惜しむ声がなどが寄せられている。

 最後のまとめでは、11年間の総PV(1718億PV)や総まとめ数(約180万本)、総額1000万円超えの作成者数(17名)、1ユーザーが作成した最多まとめ数(約2万6000件)などを紹介し、数字で同サイトの歴史を振り返った。また、利用者に向けて「11年以上もサービスの提供を続けられたのは、利用者の皆様や関係者の皆様の支えがあったからこそだと、心から思っております」などと感謝を伝えた。

 同サイトは7月1日に終了を発表。サービス終了の理由を「サービス環境・市場環境の変化による単独サービスとしての今後の成長性や、LINEグループ全体での選択と集中の観点などをふまえて検討した結果」と説明していた。

 7月のサービス終了発表時も大きな話題となったが、この日も「え!?NAVERまとめ終わったの!?」「まじか………地味にショック…」「NAVERも役割を終えたか」「一つの時代がまた終わったなぁ」などの声が殺到。「NAVERまとめよくお世話になったな~」「twitterのまとめとか見るの面白かったのに」「さようならNAVERまとめ」など、終了を惜しむ声が相次いだ。

 最後のまとめについては「あらためて、まとめって面白いと最後の記事で思える幕引きが、シンプルに素晴らしい」「NAVERまとめの最後のまとめを読んで泣きそうになる だいすきだった…」「報酬1000万以上の人数とか興味深かった」「この記事を最後にすべてが終わると思うと感慨深い」など、さまざまな反応が見られた。

 同サイトはキュレーションサイトの先駆けとして親しまれてきた一方で、内容が薄いまとめや信ぴょう性に欠けるものが多数作成されたり、無断転載による著作権の侵害などが指摘されてきた。そのため、「やはり丸パクリまとめ記事サイトは何処も悪なのだ…」「まぁ、画像の著作権とか運営の責任逃れな態度とかかなり問題になっていたし、そりゃそうだわなとしか」「情報薄いし間違ってるのも多いし、検索の邪魔以外の何物でもなかったからな…」というように、手厳しい意見が少なくないのも事実だ。

 なかには、「検索の邪魔になるとか、色々意見もあるみたいやけど、一つのサービスが終わるのは何だか思うところがある」と、否定的な見方に理解を示しつつも複雑な感情を抱く人も。また、「今はNAVERよりも『調べてみました』『いかがでしたか』みたいなキュレーションサイトの方が害悪な気がする」など、キュレーションサイトの在り方についても議論が噴出している。

 「NAVER終了 いかがでしたか?」など、まとめのなかで多用されていた「いかがでしたか?」の決まり文句を引用した皮肉めいた投稿も目立つが、「最後にいいまとめをありがとうございました。おつかれさまでした」「11年間もの間、お疲れ様でした!」など、ねぎらいの言葉を送るネットユーザーも多い。やはり一大サービスの終了はネットに衝撃を与えたようだ。

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