Go To効果か、宿泊客数アップ 和歌山・白浜、9割まで回復

 組合の幹部は「9月は国の『Go To トラベル』キャンペーンや県の『わかやまリフレッシュプラン』が大きかった」と分析する。県民を対象に宿泊費の最大半額を補助する県のリフレッシュプランは9月末で終了しているが、10月以降は「(東京が加わった)『Go To トラベル』の効果が出てくるのではないか」とみる。食事代の支援が受けられる「Go To イート」も始まれば、「さらに拍車がかかるだろう」と予想する。

 町内の旅館「紀州・白浜温泉むさし」の沼田久博社長は、9月の状況について「3~6月に比べたら本来の状態に戻ってきた。4連休はずっと満室で、土曜も毎週満室。日曜もほぼ満室だった」と振り返る。すでに11、12月の予約も多くなっているといい、「国は『Go To キャンペーン』を続けてほしい」と話す。

 一方、町商工会は、飲食店の状況について「宿泊客はまちに出るので、客は増えているのではないか」と期待する。

 白浜観光協会の藤田正夫会長も「9月の4連休はすごい人だった。飲食店も9月はにぎわい、人出は戻ってきた。コロナは県内では沈静化してきているので、その影響もあるのではないか」という。

 10月に入っても、白砂の浜で知られる町内の白良浜(しららはま)では、散策する観光客の姿が見られる。2歳と4歳の子供らと訪れた愛知県あま市の主婦(30)は「コロナの影響もあり、3月ごろから子供の面倒を見ていて、全然遠出をしていなかった。砂が白くてきれい。平日だけど人がけっこういますね」と笑顔を浮かべていた。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ