充電器付属しない新型iPhone購入検討者が注目 アンカーの新型充電器「サイズ変わらず20W出力」

 充電器、バッテリーなど、モバイル機器の周辺機器やワイヤレススピーカー、ロボット掃除機などの開発製造を手がけるアンカーが、小型で高出力のモバイル機器向け充電器を20日から発売すると発表。ガジェット好き、特に先日発表されたばかりの新型iPhoneの購入を検討しているユーザーの間で、注目を集めている。

 同社が発表したのは急速充電器の「Anker PowerPort III Nano 20W」。500円玉サイズで重さ30グラム、世界最小・最軽量設計をうたう。USB Type-C端子採用でUSB Power Delivery(USB PD)規格に準じており、20Wと高出力。大容量バッテリーを搭載したスマートフォンでもUSB PDに対応した機種であれば高速で充電可能という。税込み1780円で、同社ECサイトやオンライン通販サイト、家電量販店にて20日から販売を始める。

 これに反応したのが、14日のオンラインイベントで発表された米IT大手アップルのスマートフォン「iPhone 12」シリーズの購入を検討しているユーザー。今回発表された4機種とも、家庭用のAC電源から本体に充電するためのアダプター(以下、充電器)が本体パッケージに付属しないことが明らかになっており、「電源アダプタが付属されなくなったiPhone 12シリーズにピッタリ」「ちょうど良さそうね」と好意的に受け止める声が多い。

 「iPhone SEに付属してた5Wのアダプタのかわりになるやん」「いいの出してきましたね。iPhoneの5W充電器と変わらないサイズで20W出力ですか」との指摘があるように、「iPhone XS」までのモデルに付属した出力5Wの充電器に近いサイズでありながら、公称で4倍の出力を持つことが最大の注目ポイントのようだ。

 アップルも純正でUSB Type-C端子で出力20Wの充電器を販売しているが、アンカーの新製品よりもサイズが大きいうえに価格が税別で2000円ということもあり、「Apple純正オプションよりこっちに流れそう」との予想も見られた。

 接続できるケーブルがあれば、iPhone以外のモバイル機器に広く対応するため、「私のACアダプター、電圧が低いみたいで、ちょっと欲しいな」と、他のスマホーユーザーからも注目されている。

 同社は新商品発売時に割引販売を行うことが多く、「20日に発売だけど発売日に数量限定で割引かかると思うから狙うならこれを」とのコメントもあった。

 ただ、コストパフォーマンスは軒並み高評価されているものの「折りたためないのか…うーむ…」と、コンセントに差し込むプラグが固定式であることに難色を示すユーザーも散見された。

 アップルからはiPhone 12の発表と同時に、オプションとして新たに高速充電可能なワイヤレス充電器「MagSafe」(税別4500円)が発表されたものの、日本国内では2009年の「iPhone 3G」以降、充電器が付属しないのは初めて。付属ケーブルの充電器側端子がiPhone 11以降に付属した充電器に対応するUSB-TypeーCだったこともあって、購入を検討しているユーザーの間でも、「従来のUSB充電器がつかえん」「充電器別売りか…」などと悩む声があがっていた。

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