コロナで「更衣室廃止」に… コスプレーヤーたちが着替えた場所とは

感染対策で参加地域限定

 更衣室の廃止にはインターネット上でさまざまな意見が飛び交ったという。

 「イベント会場外でコスプレ姿を見かけたら外野が騒ぎそう」

 「コスプレ姿で公共交通機関を利用するのは無理」

 だが、河口さんは「海外では自宅からコスプレ姿で参加するのがスタンダード。昔は他人に知られたくない趣味だったが、最近はコスプレ好きを公言する若者が増えてきた」と時代の変化を指摘する。

 一方、イベント開催にあたっては、更衣室廃止以外にも徹底的な感染対策を施した。参加者は中四国地方在住に限定。開催2週間前以降に感染が拡大している地域へ往来したことがある人の参加は不可とした。参加者登録を行い、受け付けの際には体温も測定した。

 さらに、最寄りのバス停まで走らせていた無料送迎バスも3密回避の観点から運行しなかった。「クラスター(感染者集団)だけは絶対に発生させてはいけなかった。無事に開催できてよかった」と河口さんは胸をなでおろす。

 河口さんは、11月から平和大通り(広島市)周辺で開催されるイルミネーションイベント「ひろしまドリミネーション」でも、更衣室なしでコスカレードを開催する方針。「更衣室を設けなくていいから、主催者側と日程を決めるだけでいい」とメリットを強調する河口さん。「コスプレーヤーが気軽に集まるようにしたい」と話している。

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