猪木氏、北朝鮮から帰国…「政府の代表じゃない」と核実験への抗議はせず

 北朝鮮を訪問していたアントニオ猪木参院議員(73)が13日、中国・北京経由の航空機で東京・羽田空港に到着し、帰国会見を行った。

 猪木氏は独自の「スポーツ外交」を掲げ、今回が通算31回目の訪朝。9日の北朝鮮の建国記念日に合わせて8日に平壌入りしていた。

 北朝鮮は日本海へ弾道ミサイル発射を繰り返し、9日には核実験も強行した。朝鮮労働党で国際部門を統括する李洙ヨン副委員長と10日に会談し、李氏から「核実験は日本へ向けてのものではなく、米国へ向けたものだ」と説明されたと明らかにした。さらに李氏を通じて、「この時期によくいらしゃった」との金正恩党委員長からのメッセージも受け取ったと報告した。

 9日には国家ナンバー2の金永南最高人民会議常任委員長とも歓談したという。一方、「私は政府の代表じゃない」として核実験に対する抗議はしなかったとも説明。

 菅義偉官房長官がこの日、「対北朝鮮(制裁)措置として、全ての国民に渡航自粛を要請しており、極めて不適切だ」と猪木氏の訪朝を批判したが、「どんな状況でも(対話の)ドアは開けておかなければ」とかわした。

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