日仏ACSA交渉開始 安保強化、中国に自制要求 外務・防衛閣僚が一致

 日本、フランス両政府は6日夜(日本時間7日未明)、外務・防衛閣僚協議(2プラス2)をパリで開き、自衛隊とフランス軍が物資や役務を円滑に融通し合う物品役務相互提供協定(ACSA)の締結交渉を開始する方針で一致した。南シナ海の軍事拠点化を進める中国の動向を念頭に、緊張を高める一方的な行動への強い反対を表明し、自制を求めることも確認した。安全保障分野で幅広く連携を強化する。協議の成果を共同発表にまとめた。

 日本政府は交渉中の英国、カナダと同様にフランスとのACSA締結作業を加速。20日召集の通常国会で昨年9月に署名された日米ACSA改定の国会承認を目指すことも含め、安全保障関連法を踏まえて各国との防衛協力を拡大する考えだ。

 フランスのエロー外相は協議後の記者発表で「日仏防衛協力における新たなステップだ。人道援助や国連平和維持活動で一層協力できる」と意義を強調。岸田文雄外相は記者団に「早期の協定締結を目指し、作業を急ぐ」と述べた。(共同)

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