民進・蓮舫代表、稲田防衛相を執拗に攻撃 民進党「印象良くならない」疑問も

 民進党の蓮舫代表は30日の参院予算委員会で、稲田朋美防衛相の家族観について執(しつ)拗(よう)に質問を重ねた。10年以上前の発言内容を朗読させ、女性活躍に後ろ向きだとレッテルを貼りたかった様子。しかし、「稲田いじめ」に終始する姿勢に、党内からも「もっと議論すべきことがある」(閣僚経験者)と苦言が上がった。(松本学、豊田真由美)

 「246ページに何と書かれたか、読んでください」

 蓮舫氏は質疑で稲田氏に対し、平成19年の雑誌「別冊正論」の対談記事を直接読むよう何度も求めた。

 記事は男女共同参画のあり方をめぐり、稲田氏が「本来の男女平等は性別に関係なく、能力に応じて平等に登用されるべきだ」などと発言した内容。稲田氏は朗読に応じつつ「10年以上前の一衆院議員としての発言であり、長い対談の一部を取り出して朗読することにも疑問がある」として質疑自体を問題視した。

 しかし蓮舫氏は追及の手を止めなかった。

 蓮舫氏「10年前だから関係ないのか」

 稲田氏「10年前と必ずしも全く同じ(考え)でない。政治家として成長していく過程はあると思う」

 蓮舫氏は、稲田氏が同じ記事で「夫も家事をすべきだと陣頭指揮するのは別の意味で押しつけで、ある種のファシズムだと断定した」とも指摘。稲田氏は「女性も男性も家事を分担すべきだし、わが家でもそうしてきた」と反論したが、蓮舫氏は質問後、記者団に「一言も『修正する』『訂正する』と言わなかった。内心が過去のままでは、この内閣で働く輝く女性をつくるのは難しい」と切り捨てた。

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