森友学園問題 稲田防衛相一転して「おわび」 与党内に疑問視の声

 国有地払い下げ問題で揺れる学校法人「森友学園」(大阪市)の過去の訴訟に関与していたことを認めた稲田朋美防衛相は14日の参院予算委員会で、約45分間の間に15回も「おわび」を口にした。曖昧な記憶を頼りに、訴訟への関与を「全くの虚偽だ」と断言していた13日の予算委とは一変、平身低頭に努めたが、与党内には閣僚としての適性を疑問視する声がくすぶる。

 「自分の記憶に自信がありすぎたんよ」。稲田氏は14日午後の参院予算委で民進党の追及を受けた後、周囲にこう漏らした。ただ、どこまで反省しているか疑わしい言動もあった。

 稲田氏は14日朝の閣議後、安倍晋三首相と菅義偉官房長官に、過去に森友学園の弁護人として民事訴訟に出廷していた事実があったことを説明した。首相らはこれを受け入れ、叱責することもなかった。

 しかし、稲田氏は直後の記者会見で「記憶違い」と釈明しつつ続投を宣言したが、謝罪はしなかった。その姿勢に業を煮やした自民党参院幹部は「余計な答弁はするな」とくぎを刺し、素直に謝罪するよう要求。稲田氏が「おわび」を口にしたのは、午後の衆院本会議が初めてだった。

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