都議会予算特別委 豊洲問題、議論かみ合わず 小池知事と自民、双方にやじ

 議員との質疑が一問一答方式で行われる都議会予算特別委員会に14日、初めて臨んだ小池百合子知事。豊洲市場(江東区)移転問題にテーマを絞った都議会最大会派自民党の崎山知尚政調会長とは最後まで質疑がかみ合わず、自民都議から小池氏に「答弁になっていない」などとやじが飛んだ。一方、崎山氏にも自民以外の各会派から「質問の意味が不明」と厳しい言葉が浴びせられる場面もみられた。

 昨年12月の都議会定例会代表質問では、崎山氏が慣例となっている質問の詳細な事前通告を行わなかったため、小池氏が答弁に窮する場面を作りだした経緯もあり、因縁の再戦に注目が集まった。崎山氏は、築地(中央区)、豊洲両市場が安全なのか、小池氏に手短かに答弁するよう求めた。

 しかし、小池氏は築地について「法令上の安全が保たれた上で、消費者と業者の信頼という安心がある」と指摘。豊洲は法令で定められた安全基準をクリアしているとしつつ、「都が法令以上の安全対策を講じるという方針で整備を進めた。専門家の意見や市場の持続性の問題などから総合的に判断する」と持論を展開した。

 このため、別の自民都議からは「論点をずらしている」などと声が上がり、思い通りの回答を引き出せない崎山氏も「私の質問より知事答弁が長い」ともどかしさをあらわにした。

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