国内の他クラブは「女性差別ない」 海外は女性に門戸開く

 2020年東京五輪のゴルフ会場、霞ケ関CCが女性を正会員とすることを認めたが、男女の取り扱いに差がある会員制クラブは他にもある。

 国内屈指の名門クラブで昭和12年開場の小金井CC(東京都)は、女性も20歳以上であればプレーできるが、会員になれるのは35歳以上の男性のみ。同CCによると、設立当時は「CC」と呼ぶのは、英国をはじめ他国では男性のみのゴルフクラブだったという。同CCも「男性の社交場」とする慣習に倣って会員は男性のみとし、そのまま現在に至っている。

 同CCは「女性を差別しているわけではない」と説明。プライベート(会員制)コースであることを強調し、「外部の声を受けて(ルール変更を)決めるものではない」と語った。

 一方、同6年開場の相模CC(神奈川県)や同7年開場の鷹之台CC(千葉市)は、いずれも男性と同じ所要の条件を満たせば女性も正会員になれるが、「女性からの申し出がない」として男性のみの状態が続いている。

 名門クラブに女性の正会員がいない理由について、日本ゴルフ協会は「家族会員の制度などがあり、現状で女性もかなりプレーを楽しめる。『何が何でも正会員になって日曜・祝日にプレーしたい』という人がいないのでは」としている。

 「公金を入れて施設を整備したというなら批判も分かるが、私たちは会員が互いに費用を出し合って運営している同好会みたいなもの。そこを理解してほしい」。相模CCの担当者は、こう本音を漏らした。

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