日米電話首脳会談 「中国の対応、十分ではない」トランプ氏が米中首脳会談で働きかけ表明

 安倍晋三首相は6日朝、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けてトランプ米大統領と電話会談を行った。両首脳は北朝鮮に強い影響力を持つ中国の対北制裁措置について「十分ではない」との不満を共有。トランプ氏は7日に行う習近平国家主席との初会談で、積極的な役割を果たすよう働きかける意向を示した。両首脳は日米同盟を一層強化するとともに、日米韓3カ国が緊密に連携して北朝鮮問題に対応する方針も確認した。

 安倍首相は電話会談後、官邸で記者団に「突っ込んだ意見交換を行うことができた。引き続き米国をはじめ国際社会と連携しながら北朝鮮問題への対応を強化していく」と述べた。

 電話会談は約35分間で、両首脳はミサイル発射に関し「日本の安全保障上の重大な脅威だ」との認識で一致。トランプ氏は北朝鮮に対し、武力行使を含む「すべての選択肢がテーブルの上にある」と改めて語り、首相は高く評価した。トランプ氏は「米国は同盟国の日本を100%支える」とも言明した。

 首相は「中国がどのような対応をしていくか注目している」と伝達。トランプ氏は米中首脳会談の機会を捉えて「北朝鮮問題を良い方向に導けるよう米国としても努力する」との方針を示した。両首脳は北朝鮮への独自制裁強化でも意見交換した。また、首相は北朝鮮による日本人拉致事件の早期解決に向けた協力を要請し、トランプ氏は支持する姿勢で応じた。

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