安倍晋三首相の“秘密兵器”と報じられた昭恵夫人だが…森友学園問題を契機に政権最大の弱点に

 【政界徒然草】

 歴代首相夫人の中でも、自由奔放な活動で異色の存在として知られる安倍昭恵首相夫人。学校法人「森友学園」の国有地払い下げ問題にからみ、ワイドショーや週刊誌に取り上げられる頻度もダントツだ。

 海外メディアも無視できない。3月13日付の米紙ワシンントン・ポストは「日本の首相夫人がスキャンダルで痛い目に」という見出しで昭恵夫人を取り上げた。記事はこんな書き出しで始まる。

 「安倍昭恵は長い間、日本の首相の秘密兵器と考えられてきた。暖かく、親しみやすく、社交上リベラルで、ソーシャルメディア上でも活発-夫である安倍晋三にはないものばかりを持つ。カリスマ的性格とはいえない首相に人間的な側面をもたらしてきた」

 首相のカリスマ性うんぬんはさておき、この記事の指摘は正しい。記事が言及するように、昭恵夫人の人柄は、首相が接点を持たない、いわゆる市民社会にまで人脈を広げているからだ。

 例えば、昨年8月には沖縄県東村、国頭村にまたがる米軍北部訓練場内でのヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)建設工事の現場近くで座り込みの反対運動を続ける市民らを訪問した。

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