蓮舫氏、離党した長島氏と怒りの激突 “刺客作戦”で「東京21区」から出馬か

 長島昭久元防衛副大臣=衆院東京比例=の民進党離党に、蓮舫代表が激怒しているという。次期衆院選でケジメをつけるため、蓮舫氏は何と、長島氏の選挙区「東京21区」(立川市、昭島市など)からの出馬を検討していると報じられた。前代未聞といえる党代表自らの“刺客作戦”は成功するのか。

 「空白区になったんだから、徹底的にやりますよ」

 朝日新聞11日朝刊によると、蓮舫氏は10日、長島氏の離党届提出について周辺に怒りをあらわにし、こう語ったという。

 これまで蓮舫氏は東京1区などを中心に衆院選の転出先を模索してきたが、長島氏の地元に殴り込む構えだという。民進党取材に定評がある朝日新聞だけあり、さすがの“スクープ”といえる。

 蓮舫氏は11日に党本部で開いた常任幹事会でも、「極めて残念だが、長島氏から幹事長に離党届が手渡された。なぜ今、この時期なのか」などと不満をブチまけた。眉間にしわを寄せた、厳しい表情だった。

 結局、この日の常任幹事会では、長島氏の離党届は受理せず、「除籍」という重い処分を下すことになった。

 さて、気になる蓮舫氏の“刺客作戦”はどうなりそうか。

 長島氏は2014年12月の衆院選で、自民党候補に約1600票の僅差で敗れたが、8万2351票を獲得している。一方、蓮舫氏は昨年7月の参院選東京選挙区で112万3145票を獲得し、トップ当選した。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「朝日新聞の報道が本当ならば、“バリバリの保守”を自認する蓮舫氏と、“真の保守”を目指す長島氏との対決になり、非常に面白い。ただ、長島氏は前回の衆院選で惜敗したように、もともと組織力がある。小選挙区は知名度だけでは当選できない。(刺客作戦のような)軽率な行動に出た場合、蓮舫氏は負けるだろう」と語った。

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