“角栄最後の弟子”石破茂氏が新著「日本列島創生論」に込めた思い 総裁選出馬にらみ「イシバノミクス」をアピール

 【政界徒然草】

 自民党の石破茂前地方創生担当相が新たな著書を出版した。タイトルは「日本列島創生論 地方は国家の希望なり」(新潮新書)。石破氏にとって政治の師である田中角栄元首相の著書「日本列島改造論」にならったものであることは言うまでもない。

 石破氏は出版にあたり、タイトルに込めた思いを記者団にこう語った。

 「田中角栄元総理から『君、銀行辞めて政治家になれ』って24歳の時に言われた。それがなければ絶対に政治家になっていない。高校生の時に『日本列島改造論』が出て、一生懸命読んだ記憶がありますよ。だから日本全体を創生するという意味合いと、原点である田中角栄先生の教えに思いをはせて、ああいう題になったものです」

 石破氏が政界入りしたのは、鳥取県知事や自治相を務めた父・二朗氏が昭和56年に死去した際、その盟友だった角栄氏から後継出馬を迫られたのがきっかけだ。同61年に初当選するまでは、角栄氏率いる木曜クラブ(田中派)の事務局員として下積みを経験。自民党の現職議員では、健在だった角栄氏を知る「最後の世代」だ。

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