憲法改正 首相「まずやるべきは自衛隊」 蓮舫代表には「具体的な改憲提案を」

 安倍晋三首相は9日の参院予算委員会で、民進党の蓮舫代表に対し「将来どういう国を目指すのか、具体的な提案を憲法審査会に提出していただきたい」と述べ、国会に憲法改正に関し具体的な提案をするよう求めた。その上で議論を加速すべきとの認識を示した。蓮舫氏は答えなかった。

 首相は、改憲項目に関し「まずやるべきは自衛隊についてだ。憲法学者の7、8割が違憲と言っている状況を変えるのは私たちの世代の責任だ」と述べ、9条改正を優先させる必要があると訴えた。

 首相は3日、戦争放棄の9条1項と戦力不保持の同2項を残しつつ「自衛隊を明文で書き込む」と表明した。首相は自民党が野党だった平成24年に発表した改憲草案との整合性について「この案では(発議に必要な衆参両院での)3分の2の多数は得られない。批判を受け止める責任感を持ちながら、リーダーとして結果を出したい」と強調。「憲法審査会に提出する党としての提案を、いかに苦しくてもまとめ上げる決意だ」と述べた。

 改憲の2020(平成32)年施行を目指す理由については「東京五輪・パラリンピックも予定されている。まさに新しい日本を始めようという機運がみなぎっている」と語った。

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