憲法改正 民進・蓮舫代表 改憲の「意見集約を」との首相提案に答えずじまい

 民進党の蓮舫代表は9日の参院予算委員会で質問に立ち、2020(平成32)年の新憲法施行に意欲を示した安倍晋三首相を執拗(しつよう)に追及したが、9条改正に関する党の考えをまとめるよう求めた首相の問いかけは素通りした。党内には首相の改憲案に理解を示す議員もおり、意見集約は深刻な党内対立を招きかねないからだ。蓮舫氏は党最大の急所を突かれた形だ。

 「『読売新聞を熟読しろ』という答弁は立法府軽視で、到底容認できない」

 蓮舫氏は質疑の冒頭から、首相が8日の衆院予算委員会の答弁で、改憲案に関する同紙のインタビューを読むよう求めたことを追及。首相が提案した9条改正は国会の憲法審査会で議論していないことを指摘し「どこが煮詰まっているのか」とあてこすった。

 しかし首相は挑発に乗らず、「(改憲は)一方が具体案を出して一方が批判する類いのテーマではない」と諭すように反論。さらに「政治家に大切なのは立派なことを言うだけでなく結果を出さなければいけない」とも述べ、蓮舫氏に民進党の意見を集約するよう指導力を促した。

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