豊洲問題 小池百合子都知事「工程表に遅れ」 市場移転判断ずれ込みも

 築地市場(東京都中央区)の豊洲市場(江東区)への移転問題で、小池百合子都知事は26日の定例会見で、移転の可否の判断に向けた都の工程表(ロードマップ)について「順序通りにいくことを望んでいたが、遅れがあることも事実」と述べ、初めて遅れに言及した。早ければ今夏としていた判断時期がずれ込む可能性を示唆した格好だ。

 都は25日、築地市場の土壌調査の結果、環境基準などを超える有害物質を検出したと発表。今後、さらに深く掘って調査し、11月ごろに結果を公表する。

 小池氏は今回の結果が判断の内容、時期に与える影響について「市場のあり方戦略本部でこれらの調査結果を集めて、どのようなタイミングで発表していくかを決めていく」と述べた。

 工程表上では豊洲市場の土壌汚染対策を検証する専門家会議が4月、市場の持続可能性などを検証する市場問題プロジェクトチームが5月にそれぞれ報告書をまとめ、それを踏まえて小池氏が移転可否を判断するとしていたが、いずれの報告書も完成していない。

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