小池百合子都知事、支持拡大に本腰 都民ファーストの会代表就任へ

 東京都の小池百合子知事は30日、小池氏が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」の代表に就任する意向を示した。小池氏は都議選(7月2日投開票)で公明党など支持勢力と合わせ過半数の議席獲得を目指しており、代表就任で弾みをつける狙いがある。都民ファーストの会の総決起大会が開かれる6月1日に就任。小池氏が名実ともに率い、支持拡大を図る。

 小池氏は「改革のスピードを上げていくという観点から、自らが代表を務め、政策を実行していく」と説明。自民党の党籍については「既に進退伺を出しており、(自民党側に)判断してもらいたい」と従来の見解を述べた。

 共同通信社が5月27、28両日に行った世論調査では小池氏支持が63%と高い一方、支持層のうち都議選で都民を投票先に選んだのは17%。こうした状況下で、公認候補からは小池氏の代表就任を求める声が上がっていた。

 都民関係者は「小池氏の代表就任で『小池新党』であることがより鮮明になる。小池氏が選挙に向け本腰を入れ、(小池氏と都民の)支持率の差を埋めていく」と話した。

 都民はこれまで45人の公認候補を発表しており、公明党など支持勢力と合わせて過半数の議席獲得を目指している。公認候補の一人は「小池氏が前面に立ってくれることで支持を得やすくなる」と歓迎した。

 小池氏は当初、都政課題に集中するためとして役職にはつかず、4月下旬に政策立案のアドバイスなどをする特別顧問に就任。特別秘書の野田数(かずさ)氏が代表を務めてきた。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ