「小池都知事vs自民」対立構図鮮明に 本会議で浴びせられるヤジ

本会議で所信表明演説する小池百合子都知事=1日午後、東京都新宿区(古厩正樹撮影)

本会議で所信表明演説する小池百合子都知事=1日午後、東京都新宿区(古厩正樹撮影)

 東京都議選を目前に控え、小池百合子知事が自民党に離党届を提出したことで対決の構図が、より明確になった。1日に開会した都議会定例会の本会議では小池氏の所信表明に対し、自民からヤジが浴びせられた。市場移転問題、2020年東京五輪・パラリンピック問題などを焦点に論戦が激しさを増していきそうだ。

 「無害化」で陳謝

 「市場業者、都民におわび申し上げる」。小池氏は所信表明で、築地市場(中央区)の移転先として整備された豊洲市場(江東区)の地下水の有害物質が環境基準値を超え、「無害化」の約束が達成できていないとして陳謝した。

 無害化は、石原慎太郎元知事時代の都議会の付帯決議に明記。

 小池氏は「これまでの都知事が市場業者、都民に約束した」とし、「付帯決議は尊重されるべきものだ」と述べた。

 その上で移転の可否を総合的に判断するという従来の見解を表明したが、自民都議たちから「(判断が)遅い」「もういいだろう」など一斉にヤジが上がった。

 小池氏が五輪費用の分担の大枠について関係者間で合意に達したことを「オールジャパンの体制の礎をしっかりと築くことができた」と強調した際は、小池氏のもとで五輪の準備が遅れていると主張する自民側の席上で失笑が広がった。

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