小池知事、都議選前の移転判断示唆 都民ファーストの候補「ワンボイスでいくべき」

 築地市場(東京都中央区)の豊洲市場(江東区)への移転問題で、地域政党「都民ファーストの会」代表の小池百合子知事は9日、「総合的な判断を下していく。その後は都議選でその政策をそれぞれ(都民の候補者)が伝えていくということだと思う」と述べ、都議選前の判断を示唆した。都民ファースト代表としての記者会見で公約が移転の可否に言及していない点を問われ、答えた。

 小池氏は「それぞれの候補で意見があるだろうが、初陣にあたっては(一つに集約された)ワンボイスでいくべき。それぞれがイエスだノーだというと統制が取れていないことになる」とした上で、自身が判断を示した後に各候補が都議選で訴えていくとの見通しを示した。

 都議選を控え、小池氏はこの日の定例会見から前半を知事として、後半を都民ファースト代表として臨む2部構成にした。

 知事としての定例会見では、市場問題プロジェクトチームが豊洲移転、築地再整備の両論を併記した報告書を13日に受け取るとし、「豊洲ありきでこれまで進んできた中で築地の見直しについて触れ、市場の持続可能性に詳しく言及している。総合判断の材料の一つとして受け止めたい」と語った。

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