「加計」直撃で自民震撼 “選挙上手”な小池氏に格好の攻撃材料、識者「猛攻撃してくるはず」

 学校法人「加計学園」(岡山市)の問題が、東京都議選(23日告示、7月2日投開票)にも影響してきた。これまで政府は「総理のご意向」などと書かれた「文書」を「怪文書のようなもの」としてきたが、文部科学省の再調査で19文書のうち14文書の存在が明らかになったのだ。東京都の小池百合子知事を「決められない知事」として攻撃してきた自民党は、逆風をどうはね返すのか。

 「都議候補と一緒に選挙区を回ると、『加計問題について、政府はきちんと説明すべきだ。納得いかない』といった厳しい声を投げかけられる。早く収束してほしい、というのが本当のところだ」

 自民党都連幹部は、夕刊フジの取材にこう語った。

 これまで自民党は、築地市場の豊洲新市場への移転を約10カ月も遅らせた小池氏を「決められない知事」として攻撃し、党勢を立て直してきた。だが、ここに来て「加計問題」が都議選に影響を及ぼし始めている。

 別の自民党都連所属の国会議員は「このままズルズルと行くと、選挙に影響してくるのは間違いない。政府は一日も早く身の潔白を示すべきだ」と話す。

 こうした敵失を“選挙上手”で知られ、都民ファーストの会を率いる小池氏は見逃さない。

 小池氏は9日の記者会見で、情報公開と公文書管理に関する都条例の改正に触れながら、「基本的に記録は残す。調査の必要があるときには、それに答えるのが当然だ」といい、暗に政府を皮肉った。都議会自民党を「都政の闇」「守旧派」として追及する小池氏にとって、格好の攻撃材料といえる。

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