小池百合子知事、豊洲移転の基本方針表明へ 築地ブランド活用策も

 築地市場(東京都中央区)の豊洲市場(江東区)への移転問題で、東京都の小池百合子知事が20日午後、臨時の記者会見を開き、豊洲移転の基本方針を表明する。都が豊洲市場の開場条件として掲げてきた汚染の「無害化」は達成されていないが、小池氏は追加の安全対策の実施などのプロセスを踏んでいき理解を求めていくことになる。豊洲移転後、築地ブランドを生かす跡地活用を目指す方針も示すもようだ。

 小池氏が昨年8月に築地市場の移転延期を表明して以来、都政の懸案となった市場問題が大きく動き出すことになる。

 東京ガスの工場跡地に整備された豊洲市場の開場条件として、都は土壌や地下水の有害物質を環境基準以下にする「無害化」を掲げてきたが、地下水の有害物質は基準超え。移転可否の判断で焦点になっていた。

 16日の都の「市場のあり方戦略本部」では(1)地下水をくみ上げ、浄化する地下水管理システムの機能強化で中長期的に水質改善を図る(2)気化した有害物質が建物の地下空洞に侵入して1階部分に入ることを防ぐため換気設備などを設置する-などとし、「都民の安全につなげていく」との結論をまとめていた。

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