小池知事市場決定・詳報(3)小池氏のまとめは…「築地は『食のテーマパーク』」「豊洲は将来の総合物流拠点」

 《築地市場(東京都中央区)の移転問題をめぐる東京都の小池百合子知事の臨時記者会見。ここまで築地市場については比較的多く語られたが、小池氏は豊洲市場(江東区)についてあまり多くを語っていない。ここで初めて、『豊洲市場の可能性』と題した文書が示された》

 《そこには羽田と成田に近い豊洲という地の利が触れられ、環状2号線が開通すればより便利になると説明されている》

 「豊洲市場では市場機能、その中でも移転配送機能を維持発展させることで、新たなビジネスチャンスも出てくると思っています」

 「これはあまり知られていないことですが、2020年からHCFCフロン規制が強まり、各地の業務用冷凍冷蔵庫の更新需要が期待される時期に差し掛かります。そのため、冷凍冷蔵庫を兼ね備えたセンターというのは大きな可能性があります」

 《HCFCフロン規制は、国のフロン排出抑制法に基づく新たなフロンガス規制だ。環境相を務めた小池氏だけに、環境問題は雄弁だ。会場にあるモニターを示しながら、冷凍冷蔵庫を兼ね備えた物流施設の可能性について話を進めていく》

 「冷凍倉庫の需給ギャップの拡大ということですが、この表からごらんいただけます。大型物流施設の実質的な賃料は特に、東京湾岸エリアでは上昇しているということなので、中央卸売市場に加えて、ITを活用した新たな物流拠点にもなり得ます」

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