小池知事単独インタビュー 「特徴を生かせば共存可能」2市場両立に自信

 「私は豊洲移転ありきではなく築地」。東京都の小池百合子知事は20日夜、産経新聞の単独インタビューに応じ、市場移転問題を検討するにあたっては、築地ブランドの活用を重視していたことを明かした。豊洲移転・築地再開発の両立案には業界内からも批判が出ているが、「特徴を生かせば共存可能」と反論した。

 このタイミングで、具体性が十分でない基本方針を発表したとの指摘には、「昨年に定めたロードマップ(工程表)に従って一つずつ詰めてきた」。ただ、その一方で築地への思いを強く打ち出した。

 「途中から豊洲移転の話がメディアに躍った。私は豊洲移転ありきではなく、築地なんですよ基本的に。豊洲移転のイメージが先行しているのはよろしくないと思った」

 両立案によって市場機能が分割されることに業界内から批判が上がっていることに対しては「その前に、都内に11の卸売市場があることをどうするんだという話がある」と反論。「いまネットで個人が注文してしまう時代になっているわけで、市場を取り巻く環境はこれからも激変していく。それぞれの特徴を生かして共存できると思う」と指摘した。

 さらに築地市場を経由した海外への輸出割合が低いとした上で、豊洲市場に関しては羽田空港や成田空港へのアクセスの良さから「海外輸出の拠点にもなるんじゃないかと思う」と述べた。豊洲市場の風評被害払拭に向けては、「追加対策を行っていくのが1点。情報公開が一番、払拭のために必要なことだ思う」と強調した。

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